きょうの動意株

アステラスは業績増額、自己株式取得も反応薄く続急落

4503 アステラス製薬 株価チャート

 アステラス製薬(4503)は、160円安の4040円と続急落している。前日5日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示にあわせて、3月通期業績の上方修正と自己株式取得を発表したが、前日の米国市場で、NYダウが486ドル01セント安の9139ドル27セントと大幅反落したことを受け利益確定売りが増勢となっている。同社の3月通期業績は、売り上げを期初予想より20億円、経常利益を130億円、純利益を30億円各上方修正し、純利益は1620億円(前期比8%減)と減益率を縮め、市場コンセンサス平均1647億円に近付く。2Q業績が、グローバル製品の免疫抑制剤プログラフ、過活動膀胱治療剤ベシケアの着実な売り上げ拡大などから期初予想を上ぶれて着地、この実績に想定為替レートを期初の1ドル=100円を103円、1ユーロ=150円を146円に見直したことが上方修正要因となった。自己株式取得は、900万株(発行済み株式総数の1.88%)、400億円を上限に11月7日から12月12日までの間に市場買い付けをする。株価は、8月に発表した第1四半期業績の高進捗率着地や自己株式取得をテコに5040円の戻り高値をつけたが、全般相場急落とともに3300円安値まで大きく調整、リバウンド途上にある。利益確定売りを吸収し再度PER12倍台の下げ過ぎ訂正に動く展開が見込まれる。

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