きょうの動意株

セコムは減額業績発表を自己株式取得で押し戻し反発

9735 セコム 株価チャート

 セコム(9735)は、寄り付きの50円安から切り返し110円高の3880円と反発している。前日5日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、10月29日の下方修正通りに期初の増益予想が減益転換して着地したが、同時発表の自己株式取得で押し戻し内需関連人気が再燃している。同社の今期業績は、不動産市況悪化に伴う不動産開発・販売事業の計画未達や販売用不動産の評価損、保有有価証券の評価損などから2Q業績、3月通期業績とも下方修正された。2Q業績は、この修正通りに前年同期比0.1%増収、21%経常減益、55%純益減益で着地した。3月通期業績も減額値に変更はなく、純利益は470億円(前期比23%減)と前期の過去最高から2ケタ減益となる。一方、自己株式取得は、株主還元の充実を図るとともに機動的な資本政策を遂行することを目的に実施するもので、800万株(発行済み株式総数の3.56%)、300億円を上限に市場買い付けをする。株価は、29日の業績減額が悪材料出尽くしとなり、さらに信用の売り方の買い戻しも交錯し、2790円安値からの反転した。自己株式取得の上乗せでなお一段の戻りを試そう。

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