きょうの動意株

井関農は2Q業績に続き通期純利益も上方修正し続伸

6310 井関農機 株価チャート

 井関農機(6310)は、4円高の203円と続伸している。前日13日の今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合わせて、3月通期業績の修正を発表、純利益が上方修正され黒字転換幅を拡大することから8月、11月と続いた2Q業績増額時と同様に低位値ごろ株思惑を増幅している。ただ高寄り後は、前日の米国市場の大幅反発から主力株への乗り換えも進みもみ合いを続けている。同社の2Q業績は、11月の再上方修正通りに前年同期比8%増収と伸び、経常利益は11億2600万円(前年同期は3億7700万円の赤字)、純利益は6億9000万円(同22億円の赤字)と黒字転換した。国内で食糧自給率の向上策や食の安全意識の高まりなどから、農業機械の需要に回復の兆しが出て、北米もOEM先の在庫調整終了で通常受注に戻り、増収効果による粗利益増が利益を押し上げた。3月通期業績は、売り上げは施設事業と子会社売却の売り上げ減で期初予想より20億円、営業利益も円高影響で4億円各引き下げたが、経常利益は据え置き、純利益は逆に2億円引き上げ8億円(前期は14億6600万円の赤字)とV字回復する。株価は、食料サミット関連人気、コメ減反緩和思惑でつけた367円高値から調整一方となったが、業績増額のたびに戻りを試した。投資採算的には割高だが、大取組となっている信用好需給などをテコに逆行高展開も有力となる。

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井関農 (6310)

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