きょうの動意株

三井住友は単独業績減額に期末配当減配重なり続急落

8316 三井住友フィナンシャルグループ 株価チャート

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)は、2万3000円安の33万9000円と5営業日続落している。前週末14日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、連結決算は、3月通期業績ともども10月29日の下方修正通りの推移となったが、通期単独業績の下方修正、期末配当の減配が重なったことが響き売り先行となっている。同社の2Q連結決算は、下方修正通りに前年同期比12%減収、46%経常減益、51%純益減益となった。業務粗利益は、国際業務部門の貸出残高増加や利ザヤ改善で456億円増益となったが、営業費用はシステム投資や拠点・施設拡充投資で616億円の負担増となり、与信関係費用も貸出債権の劣化や一部海外金融機関宛債権の与信コスト発生で1590億円増加し利益を押し下げた。3月通期業績も29日の減額値を据え置き、純利益は1800億円(前期比61%減)と大きく減益転換、市場コンセンサス平均2328億円を下回る。この減益転換を踏まえて期末配当は、期初予想の7000円から5000円に引き下げ、年間1万2000円(前期実績1万4000円)に引き下げるとともに、子会社からの受取配当金減少で単独業績を下方修正、純利益は期初予想の1250億円から1050億円(前期比26%増)に引き下げた。株価は、29日の業績減額で悪材料出尽くし感が強まり31万5000円安値から46万1000円までリバウンドしたが、再度の試練を迎えることになろう。

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