きょうの動意株

三菱UFJは続急落、65%純益減益業績にADR安追い討ち

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 株価チャート

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は、26円安の520円と3日続落している。前日18日にメガバンクのラストバッターとして今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、10月31日の下方修正通りに減収減益で着地し、通期純利益も65%減益を予想、さらに10月27日に発行登録した総額6000億円の新株式発行や株式売り出しを実施することや、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して23円安(円換算値)で引けたことも追い討ちとなり売り増勢となっている。同社の2Q業績は、前年同期比10%減収、62%経常減益、64%純益減益と落ち込んだ。連結業務純益が、資金利益は貸出収益減少と外貨調達コスト減少が相殺して横ばいとなったものの、市場環境の悪化で投信・保険、証券、不動産手数料などの役務取引等利益やデリバティブ販売利益が減少、営業費増加も重なり5%減益と落ち込み、与信関係費用の増加、株式等関係損益の減少も響き、大幅減益となった。3月通期業績は、業務純益が期初予想より1650億円減少するほか、与信関係費用、株式関係費用も負担増となり、純利益は2200億円(前期比65%減)と悪化する。株価は、金融危機の深刻化とともに大きく売り込まれ、モルガン・スタンレーとの戦略的資本提携でいったんは持ち直したものの、1兆円規模の優先株発行を嫌い上場来安値490円まで突っ込んだ。業績減額では悪材料出尽くしとして戻りを試したが、再度の下値確認が続こう。

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