きょうの動意株

サイゼリアは売り気配、約140億円のデリバティブ損失が直撃

7581 サイゼリヤ 株価チャート

 サイゼリア(7581)は、寄り付きから売り気配値を切下げ150円安の1635円売り気配と3営業日続落している。前週末21日に為替リスク回避のために締結したデリバティブ契約で約140億円の評価損が発生すると発表したことが直撃、利益確定売りが殺到している。損失発生のデリバティブは、BNPパリバ証券を契約先に締結した豪州ドルを対象にして昨年10月、今年2月に契約した2本で、約定レートはそれぞれ1豪州=78.00円、69.90円としていた。この約定レートに対して円高が進み、想定レートを各65円と見直し、1円円高で5億円の損失が発生することから、それぞれ71億3000万円、50億2000万円の評価損が見込まれることになった。これまでは黒字予想だったが、営業外費用に評価損を計上、業績影響後については、現時点で適切な数値の予想が困難として確定次第に開示するとしている。マスコミ各社の観測では、赤字転落、さらに豪州ドルが1豪州ドル=60円前後に円高が進んでいるため評価損悪化などが観測されている。株価は、低価格関連株の一角として底上げ、10月に輸入していた中国産ピザ生地から微量メラミンが検出されたことで400円幅の下ぶれとなったが、急落幅の倍返しで1868円まで人気化していた。再度の下値確認が続こう。

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