きょうの動意株

伊藤忠食は大幅増益転換業績を見直し割安修正で急反発

2692 伊藤忠食品 株価チャート

 伊藤忠食品(2692)は、150円高の3420円と3日ぶりに急反発している。11月12日に発表した9月期決算で、前期は期初予想を下ぶれ2ケタ減益となったが、今期は2ケタ増益と急回復を予想したことを見直し下げ過ぎ訂正買いが再燃している。同社の前期業績は、前々期比3%増収、15%経常減益、24%純益減益と落ち込んだ。売り上げは、セブン&アイ・ホールディングスのスーパー、コンビニ向けの取引拡大・深耕や新規企業との取引開始などにより増収となったものの、利益は一部価格改定商品の価格転嫁遅れ、ギフト需要の不振、新規取引開始に伴う一時費用の発生、物流センター休止による損失引当金、繰延税金資産の一部取崩などが重なり響いた。今期は、価格値上げの一巡と消費者の生活防衛意識の高まりが綱引きとなるが、経営効率化や生産性の向上、物流センターの再編成による物流コスト削減などで増益転換を予想、純利益は32億3000万円(前期比73%増)とV字回復する。株価は、前期業績の下ぶれ着地から3000円台確認の下値もみ合いが続いたが、ようやく今期の増益転換業績をポジティブに買い直し戻りを試す展開となってきた。ディフェンシブ株評価もオンしPER13倍台、PBR0.8倍の修正に動こう。

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伊藤忠食品 (2692)

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