きょうの動意株

東電は反発、円続急伸の1ドル=90円割れで関連株買い

9501 東京電力ホールディングス 株価チャート

 東京電力(9501)は、50円高の2935円と3日ぶりに反発している。前日の米国市場で、米連邦準備理事会(FRB)が、実質ゼロ金利へと政策金利を引き下げ、日本(0.3%)との金利差が逆転したことから円高が一気に進み、1.65円円高・ドル安の1ドル=88.95-89.05と4日続伸して引けたことに反応し、関連株買いが再燃している。同じく原油先物(WTI)価格も、17日の石油輸出国機構(OPEC)総会を前に逆に0.91ドル安の1バーレル=43.60ドルと3日続落したことも側面材料視されている。この日の東京市場は、前日のNYダウが金融株の急伸などから359ドル61セント高の8924ドル14セントと大幅反発、ADR(預託証券)銘柄は、自動車株以外、メガバンク、ハイテク株と買い先行となっており、同社株を含め全般相場反発をサポートしている。同社は、今年7月に今3月期第2四半期累計業績を下方修正したあと、10月には3月通期業績を上方修正、7月予想の赤字幅を縮小したばかりである。この前提は、為替レートを前回予想の1ドル=105円から106円に、原油価格(全日本CIF)を同じく1バーレル=125ドルから110ドルへ見直したものだが、米国の政策金利引き下げがさらに業績を上ぶれさせる可能性が強まる。明18日から開催される日銀金融政策決定会合で、日本も政策金利の引き下げに踏み切れば、金利負担軽減要因となり、トリプルメリット株として株価を押し上げる展開も想定される。

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