きょうの動意株

イハラケミカルは小幅ながら3連騰、前期上ぶれ着地し今期は続伸

 イハラケミカル工業(4989)は、4円高の265円と小幅ながら3日続伸している。前日16日に10月期決算を発表、前期は10月の上方修正値を上ぶれて減益率を縮小して着地、今期は続伸して増益転換を予想したことから、低位値ごろの割り負け訂正買いが増勢となっている。同社の前期業績は、前々期比14増収、15%経常減益、21%純益減益となった。新製品の開発、生産体制の強化、原材料価格の高騰に対応した製品価格の是正、コスト削減を進め、有機中間体部門の農薬中間体の輸出の好調推移、農薬原体部門の水稲用除草剤、植物成長調整剤の輸出拡大などが上ぶれ着地要因となった。今期は増収・増益転換を予想、純利益は8億円(前期比12%増)と見込んでいる。株価は、食料関連人気に加え中間期、通期と続いた前期業績の上方修正がフォローし300円台での強調展開が続き、全般相場急落にツレ安し中段固めとなっている。PER評価では割安感は乏しいが、PBRは0.4倍と割り負けており、減反政策見直し思惑なども底流し、一段のリバウンドが想定される。

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