きょうの動意株

東セロは三井化との株式交換比率思惑高まり買い気配アップ

 東セロ(3971・東2)は、買い気配値を切り上げ35円高の344円買い気配と変わらずを挟み7営業日ぶりに急反発、10月16日につけた年初来安値290円から底離れしている。前週末19日に株式交換方式により親会社の三井化学(4183)の完全子会社になると発表、株式交換比率からは上値余地があるとの思惑が高まり、買い先行となっている。完全子会社化は、今3月期から新中期4カ年経営計画を推進している三井化が、機能材料事業本部の成長の核としている機能フィルム・シート事業で、東セロの展開している包装用フィルムと産業用フィルムを一体化し、樹脂からフィルムまでの一貫体制により製品開発力、コスト競争力を強化、迅速な意思決定と効率的な経営を実現し、グループのフィルム・シート事業のシナジー効果を最大化することを目的としている。株式交換の日程は、来年2月27日の東セロの株式交換承認の株主総会を経て、4月1日を効力発生日に予定、この前の3月26日に東セロは上場廃止となる。株式交換比率は、東セロ株式1株に三井化株式1.305株を割り当て交付するが、この交換比率からは両社の19日終値現在で東セロに124円の上値余地が計算できるとして買い先行となっている。なお三井化は、4円安の328円と5営業日続落している。

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