きょうの動意株

富士エレクは安値水準から急続伸、3Q業績が増収益着地

 富士エレクトロニクス(9883)は、22円高の680円と急続伸し、10月につけた6年ぶり安値619円水準からの出直りを窺っている。休日前の22日に今2月期第3四半期(3Q)決算を発表、増収増益で着地、10月に下方修正された通期予想業績に対して順調な推移を示したことから、下げ過ぎ訂正期待の底値打診買いが入っている。同社の3Q業績は、前年同期比1%増収、7%経常増益、1%純益増益で着地し、通期業績に対する利益進捗率は、73-70%とほぼ想定範囲内のペースとなった。半導体国内市場が、今年、来年と2年連続マイナスが予測される厳しい環境下、民生機器向けが生産調整に入り、前期大口納入のあった情報機器・無線機器の反動減もあったが、宇宙関連の好調持続や連結子会社の海外子会社や新規連結化した子会社の好調業績の寄与もあり増収増益着地につながった。2月通期業績は10月の下方修正値に変更はなく、純利益は19億7500万円(前期比31%増)と増益転換するが、転換幅は縮小する。株価は、10月の業績下方修正で100円幅の急落となり底固め継続となっている。PER5倍台、PBR0.5倍の下げ過ぎ訂正にトライすることになろう。

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