きょうの動意株

前田道は連続最高益見直しに経済対策思惑加わり反発

1883 前田道路 株価チャート

 前田道路(1883)は、19円高の840円と反発している。10月31日に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の下方修正を発表したが、通期業績は期初予想を据え置き連続最高純益更新としたことから、悪材料出尽くしとして戻りを試しており、来年度予算案の閣議決定、今年度第2次補正予算の策定などの財政出動思惑もフォローの材料視されている。同社の2Q業績は、公共工事が減少し民間住宅投資も減少が続く悪環境下、工事量、製品販売数量の獲得競争の激化や原材料価格・燃料価格上昇分を請負価格や販売価格に十分に転嫁できないことが響き、期初の黒字予想が赤字転換、純利益は1億3400万円の赤字(前年同期は9億3200万円の黒字)と落ち込んだ。ただ、3月通期業績は、製品販売価格が第1四半期より第2四半期に一部改善され、業績に回復の兆しがみられ、原油価格も下落傾向にあり、会計特性上、売り上げ計上が後半に偏重することなどから期初予想を据え置き、純利益は43億円(前期比5%増)と前期に続く過去最高を見込んでいる。株価は、かつての公共投資主導型の景気対策発動では、用地費不用の道路株が、即効性評価から最も早く動意付く習性があった。投資採算的に割安感はないが、逆日歩のつく信用好需給を支援材料になお戻りを試そう。

記事中の会社を詳しく見る

前田道 (1883)

ページトップ