きょうの動意株

東洋炭素は2Q業績増額も目先好材料出尽くしで3日続落

5310 東洋炭素 株価チャート

 東洋炭素(5310)は、230円安の3580円と3営業日続落している。前週末9日に今5月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、米国株式市場の4日続落、目先好材料出尽くし感と上値の重たさを嫌気し売り先行となっている。同社の2Q業績は、売り上げを期初予想より5億円引き下げたが、経常利益、純利益をそれぞれ1億円引き上げ、純利益は23億円(前年同期比7%減)と減益率を縮小する。米国発の金融危機に伴う世界的な景気減速で、単結晶シリコン製造用途などの半導体関連や自動車関連分野の市況悪化や急激な円高で外貨建て債権の評価減などで為替差損4億5500万円を計上するが、太陽電池製造用途向け海外売り上げが想定以上に伸びて国内の不振をカバーして上方修正につながった。5月通期業績は、内外の急激な市場環境変化を踏まえて現在、策定中で1月13日予定の2Q決算発表時に公表するとしている。株価は、半導体関連分野の調整の影響で前期業績を下方修正したことなどでつけた昨年来安値2500円から中国向け原子炉建設用の高温ガス炉用黒鉛の受注をキッカケに4930円までリバウンドしたが、上値を切下げ戻り待ちの売りに押されている。ただ、3000円割れが下値として固まった感があり、25日移動平均線割れ水準は下押し買い妙味も膨らもう。

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東洋炭素 (5310)

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