きょうの動意株

日立工と日立国際が買い気配、日立のTOB価格にサヤ寄せ

 日立工機(6581)は、寄り付きから買い気配を切り上げ60円高の802円買い気配と急続伸している。前日14日に同社株式を32.05%保有し持分法適用会社としている日立製作所(6501)が、同社を連結子会社化するために株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表、同社も賛同意見を表明したことからTOB価格1300円にサヤ寄せする動きを強めている。TOBは、グループの技術・知識・経験・ノウハウを活用したシナジーの創出と海外事業の強化を基本方針としている日立が、電動工具で国内トップクラスのシェアを保有しグロ-バル展開している日立工と戦略商品のリチウム電池製品の研究開発や技術面で連携し、日立ブランド展開での協力を強化することを目的としている。買い付け期間は1月26日から3月9日なでの30営業日、買い付け株式数は1247万3000株、買い付け代金は162億1500万円を予定、TOB後も日立工の上場は維持される。同様に日立は、日立国際電気(6756)のTOBも発表、同社も賛同意見を表明したことからTOB価格780円にサヤ寄せし30円高の467円買い気配と買い気配をアップさせ、5営業日ぶりに急反発している。買い付け期間は日立工と同様で買い付け株式数は1340万6000株、買い付け代金は104億5700万円を予定している。なお日立は、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が東京市場の終値に対して16円安(円換算値)で引くたことも響き14円安の340円と急反落している。

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