きょうの動意株

三光ソフランは急反発しMBO価格にあと一文

 三光ソフランホールディングス(1729・HC監理)は、寄り付きの買い気配から21円高の61円まで買い上げられ2日間の変わらずを挟み6営業日ぶりに急反発している。前日14日に同社の高橋誠一社長などの創業者一族が大株主となっているパイン(埼玉県さいたま市)が、同社株式を非公開化するために株式公開買い付け(MBO)を実施することを発表、同社取締役会も賛同意見を表明したことから、MBO価格62円へあと一文とサヤ寄せの動きを強めている。同社は、埼玉県を地盤に建設事業、不動産販売・賃貸管理事業、介護事業を展開してきたが、米国のサブプライムローン問題の影響で国内の不動産市況が急悪化、建設事業と不動産販売事業の業況悪化で前2008年8月期業績は、純利益が21億7900万円の赤字に転落、前日に発表した今期第1四半期決算も赤字着地し、第2四半期累計決算・通期業績も下方修正した。この状況を放置すれば、比較的堅調に推移している賃貸管理事業、介護事業にも影響が及びかねず、思い切った経営改革を行うには、短期的な業績の変動にとらわれず中長期的な経営を視野に入れるうえで株式の非公開化が最善としてMBOを実施する。買い付け期間は1月15日から2月26日までの30営業日、買い付け株式数は840万4000株、買い付け代金は5億2100万円を予定し、MBO後に同社株は上場廃止となる。

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