きょうの動意株

井関農はタイでの農機拡販報道で農業関連人気高め続伸

6310 井関農機 株価チャート

 井関農機(6310)は、15円高の297円と続伸している。19日付けの日経産業新聞で、タイで農機事業を拡大すると観測報道されたことが買い手掛かりとなっている。年初1月5日の閣議後の会見で、石破茂農林水産大臣が、コメの生産調整(減反)政策について見直しが必要とし、早ければ2010年度予算の概算要求をまとめ、今年夏にも結論を出すと発言したことに続く好材料として、農業関連株人気を膨らませている。関連して昨年11月に上方修正された今3月期業績も見直されている。タイでの農機拡販は、タイ政府が、コメの増産政策を推進、休耕田の再活用策などを打ち出し、農機需要が高まることに対応、大型トラクターなどを投入して販売機種数を増加するとともに、販売網も現在の総代理店5店から8店に増やし、実店舗数を現在の1.5倍の50店に拡大する。トラクター販売台数も、年間約160台から200台以上に拡販するとされた。一方、同社業績は、前期に期初予想の赤字幅を縮小して着地したあと、今3月期は第2四半期累計業績、3月通期業績を上方修正してきた。国内販売が新製品効果で好調に推移し、海外事業でも欧州、アジア向けなどが続伸していることが要因となった。石破大臣の減反政策見直し発言が本決まりとなれば、国内需要の拡大につながり業績押し上げ材料になってくる。株価は、昨年開催の食料サミット関連人気で387円高値まで急伸、往って来いの昨年10月の104円安値からは今期業績の上方修正をテコに調整幅の半値戻しをクリアしている。投資採算的には割高だが、大取組となっている信用好需給を起爆剤に一段のリバウンドを探ろう。

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井関農 (6310)

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