きょうの動意株

一休は10日ぶり反発、減額業績を最安値で織り込み下げ過ぎ訂正

 一休(2450)は、670円高の2万9650円と10営業日ぶりに反発し、昨年12月25日につけた1部上場来安値2万8750円からの底離れを窺っている。昨年2月の東証1部上場人気の反動調整が、同11月の今3月期業績の下方修正でダメ押しなったが、織り込み済みとして下げ過ぎ訂正の打診買いの入っている。業績下方修正自体も、広告費の増加やシステム開発費用の先行負担などを要因としていることから、一部前向きに評価されている。同社の今期業績は、営業収益が期初予想より1億6500万円、経常利益が2億200万円、純利益が1億2000万円それぞれ引き下げられ、経常利益は13億5500万円(前期比8%減)、純利益は7億8900万円(同8%減)と期初の連続最高予想が減益転換する。高級ホテル・旅館の宿泊予約サイト「一休.Com」の取扱施設数、販売室数、販売宿泊数とも増加しているが、期初予想は下回り、ホテルの平均単価が下がったことや広告費・システム開発費などが増加したことを要因としている。ただシステム開発費は、検索結果連動広告の強化や昨年12月スタートの英語化サイト展開に備えたもので、今後の業容拡大につながってくる。株価は、最安値水準での底もみが続いているが、PERは11倍台、配当利回りも3.7%とリバウンド余地を残している。逆張りも一考余地がありそうだ。

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