きょうの動意株

ニッケは急続伸、今期大幅減益予想も売り方買い戻し

3201 ニッケ 株価チャート

 ニッケ(日本毛織、3201)は、31円高の594円と急続伸し、今年1月13日につけた昨年来安値525円からのリバウンド幅を拡大している。前日22日に11月期決算を発表、前期は期中の2回の下方修正値を下ぶれて着地し、今期は大幅減益を予想したが、悪材料出尽くしとして売り方の買い戻しが先行、下げ過ぎ訂正買いを誘っている。株価は、1月16日に発表した自己株式取得完了で安値から70円幅の反発をしていた。同社の前期業績は、前々期比1%減収、0.8%経常減益、7%純益減益となった。繊維事業で販売価格の維持と新商品の開発提案に取り組んだが、景気急変や原燃料・食料価格高等の影響で衣料消費が減退、非繊維事業は前々期並みとなったが、繊維資材事業も伸び悩み下ぶれ着地につながった。今期業績は、世界的な金融危機から経営環境はいっそう厳しさを増しているとして減収減益を予想、純利益は17億円(前期比57%減)と落ち込む。株価は、前期期中の2回の業績減額と5回の自己株式取得が綱引きし800円台でボックス展開、ボックス下限を下ぶれた。PERは割高となるが、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆、株不足の続く信用好需給も加わり強弱感交錯のなか方向感を探ろう。

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