きょうの動意株

東製鐵は業績再々上方修正で増益転換率を拡大し急反発

5423 東京製鐵 株価チャート

 東京製鐵(5423)は、35円高の900円と8営業日ぶりに急反発している。前週末23日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、今3月期業績の3回目の上方修正を発表、1月16日に観測報道された通りに増益転換率を拡大することが割安株買いを再燃させている。同社の3月期業績は、昨年9月、10月と売り上げを下方修正、利益を上方修正してきたが、その10月再増額値を再々上方修正した。売り上げを220億円引き下げたが、営業利益を55億円、経常利益を50億円、純利益を30億円それぞれ引き上げ、純利益は320億円(前期比3.1倍)と増益転換率を伸ばす。3Q業績が、主原料の鉄スクラップ価格の想定を上回る低下で大幅増益で着地し、利益の絶対額がすでに10月の通期増額値を100%以上超えており、第4四半期は鉄鋼需要の急激な落ち込みによる製品販売不振で、上期ピーク比で50%近い減産となり、製品出荷単価も資源高による高騰以前の1年前水準まで低下し利幅も低下すると見込んでいるが、業績そのものは再々上方修正した。株価は、鉄スクラップ価格の高安で前期業績は下方修正、今期業績は上方修正続きとなり、昨年10月安値568円から4ケタ台乗せとリバウンドした。16日の業績観測報道では利益確定売りも交錯して900円台出没のなり、さらに前週末には鉄スクラップ価格が安値から再び強含んだと伝えられたことでやや下ぶれた。PERは4倍台、PBRは0.5倍と超割安であり、逆行高展開も想定される。

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東製鉄 (5423)

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