きょうの動意株

九州電は続伸、業績減額も環境関連で豊富な切り口

9508 九州電力 株価チャート

 九州電力(9508)は、30円高の2285円と続伸している。昨年10月の今3月期業績の再下方修正、期初の黒字予想からの赤字転落で悪材料出尽くしとして昨年来安値1828円から底上げ、その後相次いだ太陽光発電、風力発電、原子力発電、地熱発電などの多様な電源開発を評価し環境関連株人気を高めており、信用取組が売り長で逆日歩のつく好需給もフォローの材料視されている。電源開発のなかでもインパクトの強いのは、同社が1月8日に鹿児島県と薩摩川内市に建設を正式の申し入れた川内原子力発電所3号機である。3号機は、国内で最大となる出力159万キロワットを予定、総建設費約5400億円を投入して2019年度の運転開始を目標としており、運転開始により同社発電電力量対比の原子力比率は、前期実績の41%から50%程度に高まり、昨年10月のような原油価格高騰による業績下方修正のリスクも軽減される。このほか風力発電連系可能量の拡大、メガソーラー発電所の建設、新地熱発電所建設の検討など新電源開発が目白押しで環境関連人気を刺激する。株価は、今期の赤字転落業績と環境関連人気が綱引きして1株純資産2246円水準で方向感を探っている。1月30日予定の今期第3四半期決算発表で、上値再トライも想定される。

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九州電 (9508)

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