きょうの動意株

パナソニックは赤字転落の業績再減額も悪材料出尽しから3日続伸

6752 パナソニック 株価チャート

 パナソニック(6752)は、25円高の1117円と3日続伸している。前日4日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月期通期業績の昨年11月に続く再下方修正を発表、利益が赤字転落、期末配当を減配するが、目先悪材料出尽くし感から買い先行となっている。同社の赤字転落は、すでに事前の2月1日に観測報道され株価が下ぶれたが、織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いで150円幅のリバウンドをしていたが押し目買い優位の展開となっている。同社の今期業績は、第2四半期累計決算まで増益・最高純益ペースで推移してきたが、昨年11月に円高や価格競争激化、保有株式の評価損などを要因に下方修正した。今回は、その減額値をさらに下方修正するもので、売り上げを7500億円、経常利益を4800億円、純利益を4100億円それぞれ引き下げ利益は赤字転落、とくに純利益は3800億円の赤字(前期は2818億7700万円の黒字)と前期の過去最高から大幅悪化する。国内外の一層の市況悪化に伴う販売減や円高進行に対応する為替レートの見直し、さらに国内外の拠点統廃合、固定資産の減損、雇用構造改革中心に事業構造改革費用3450億円、保有株式の評価損780億円が重なり大幅赤字転落する。期末配当は、予定していた22.5円を7.5円に引き上げ、年間30円(前期実績35円)に減配する。株価は、昨年11月の業績減額で1000円まで売られ、三洋電機の株式公開買い付け実施による電池関連の環境株評価も高まり戻りを探った。赤字転落でPER採算外となるが、PBRは0.6倍と割り負けることになり、下値で強弱感が対立することになろう。

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パナソニク (6752)

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