きょうの動意株

ニコンは業績再下方修正も悪材料出尽くし値ごろ感から反発

7731 ニコン 株価チャート

 ニコン(7731)は、35円高の959円と反発している。外国為替相場が1ドル=91円台前半まで下落するなど外部環境の好転を好感して買い先行となっている。前日5日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、昨年10月に続いて今期業績の再下方修正を発表、純利益の減益率が大幅に悪化して市場コンセンサス平均446億円を大きく下回るが悪材料出尽くし感が出ている。同社の今期業績は、昨年7月に第2四半期累計決算を下方修正したあと、10月に通期業績を減額したが、その減額値をさらに引き下げた。売り上げを800億円、経常利益を370億円、純利益を230億円各ダウンさせたもので、純利益は240億円(前期比68%減)と前期の過去最高から急降下する。映像事業では、デジタルカメラが価格競争の激化で高価格品を中心に販売が減速し、精機事業・インストルメンツ事業では、先行きの不透明感から半導体メーカーの設備投資抑制がいっそう顕著になっていることが要因で、為替レートも、前回の1ドル=95円、1ユーロ=125円から第4四半期に同90円、115円と円高を想定している。株価は、昨年10月の業績再減額で868円安値まで半値となる急落となり、下落幅の半値戻しの1290円までリバウンドしたものの往って来いで底値固めから出直る動きとなっている。PERは15倍台、PBRは0.9倍と下げ過ぎも示唆しているほか、値ごろ感もあり、25日移動平均線あたりまで戻りを試そう。

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