きょうの動意株

JTは3連騰、業績再上方修正でディフェンシブ株人気

2914 JT 株価チャート

 JT(日本たばこ産業、2914)は、1万1200円高の25万7400円と3営業日続伸し、2月5日につけた上場来安値22万8700円からのリバウンド幅を拡大している。前日9日に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月通期業績の昨年10月に次ぐ再修正を発表、経常減益率を縮小することが、ディフェンシブ関連の割安株買いを膨らませている。同社の今期業績は、昨年10月に上方修正されたが、今回は増額・減額修正が交錯した。売り上げは400億円、純利益は220億円引き下げたが、営業利益は70億円、純利益は120億円それぞれ引き上げ、営業利益は3550億円(前期比17%減)、経常利益は3020億円(同16%減)と減益率を縮小する。売り上げは、食品事業でチルド加工食品子会社の売却や消費低迷で下方修正され、純利益も事業構造改革費用や子会社の繰延税金資産取崩で減額されるが、営業利益、経常利益は国内・海外たばこ販売本数が前回増額値よりさらに13億本増加、為替差損も減少することから再増額につながった。株価は昨年2月以来、連結子会社が輸入販売した中国産冷凍ギョウザの中毒事件、自主回収で大きく調整し、10月の業績増額で一時持ち直す動きもあったが、外資系証券の投資判断下げも響いて最安値更新となった。PER17倍台の下げ過ぎ訂正で底上げ継続となろう。

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