きょうの動意株

SONYFHは通期経常収益の下方修正も悪材料出尽くしで反発

8729 ソニーフィナンシャルホールディングス 株価チャート

 ソニーフィナンシャルホールディングス(SONYFH、8729)は、1万2000円高の31万2000円と急反発している。前日12日に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算は、今年1月29日の決算速報値通りに増収減益で着地し、3月通期経常収益を期初予想より下方修正したことが、悪材料出尽くしで買い増勢となっている。同社の3Q業績は、前年同期比5%増収、12%経常減益、9%純益減益となった。生命保険事業で、保有契約高の堅調持続で保険料収入が増加し、損害保険事業でも自動車保険の新規契約が好調に推移、銀行業も業容拡大で資金運用収益のプラスが続いたが、株価下落による生保事業の運用利回り低下や損害保険事業の損害率上昇、銀行業のシステム関連費用の負担増などが響き利益は下ぶれしたが、経常利益は329憶1000万円と年計画に対する進捗率は88%と順調に推移した。3月通期業績は、生命保険事業の経常収益が期初計画を下回っているとして経常収益を期初予想より300億円引き下げて8540億円(前期比3%増)とした。経常利益は370億円(前年比17%減)、純利益は210億円(同13%減)と期初予想を据え置いている。株価は、同社自体の業績推移より日米両国の金融株の株価急落や親会社のソニーの再三の業績下方修正が悪材料視され、昨年10月に上場来安値20万5200円まで売られ、なお2007年10月上場時の公開価格40万円を下回る底値圏推移となっているが、目先は1月5日高値34万9000円が上値として意識されよう。

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ソニーFH (8729)

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