きょうの動意株

アサカ理研は3連騰、金価格1000ドル台回復で関連思惑

5724 アサカ理研 株価チャート

 アサカ理研(5724・JQ)は、5円高の445円と変わらずを挟んで3営業日続伸、2月18日につけた上場来安値405円からの底離れを窺っている。前週末20日の米国市場で、金融システム危機の再燃懸念で金先物価格が、「質への逃避」で再び1トロイオンス=1000ドル台を回復したことに関連し、同社の貴金属リサイクル事業が再評価される関連株買い誘発している。すでに同業他社の松田産業、アサヒプリテックも大きく動意付いているだけに穴株人気も高まりそうだ。同社株は、昨年11月に公開価格800円で新規上場されたばかりで、750円で初値をつけ820円まで引き戻したものの、上場わずか3カ月後の今年2月に上場時予想の今9月期業績を下方修正、赤字転落したことが失望売りを誘発し一貫調整トレンドとなった。電子部品メーカー約300社を顧客に独自の溶媒抽出法により貴金属リサイクル事業を展開しているが、顧客の生産調整で回収量が減少、金先物価格も昨年3月の1033ドルから10月に681ドルまで急落したことが響いたもので、純利益は4億300万円の赤字(前期は4億500万円の黒字)と急悪化した。株価は、PER評価では投資採算圏外となるが、PBRではPBR0.6倍と下げ過ぎを示唆している。リスク覚悟の底値逆張りも一考余地がありそうだ。

記事中の会社を詳しく見る

アサカ理研 (5724)

ページトップ