きょうの動意株

高島屋は反発、悪材料出尽くし感から日興Cが投資判断を格上げ

8233 高島屋 株価チャート

 高島屋(8233)は、27円高の671円と反発している。前週末10日に2月期決算を発表、前期は昨年12月の再下方修正通りに減収減益で着地し、今期も連続の2ケタ減益と予想したが、悪材料出尽くし感から日興シティグループ証券が投資判断を格上げ、目標株価を引き上げたことを好感して、一時38円高の682円と1月5日の年初来高値684円に肉薄する場面も見られている。同社の前期業績は、前々期比6%減収、33%経常減益、37%純益減益と2007年2月期の過去最高から2期連続の減益となった。景気後退、雇用不安、所得環境悪化などを背景に消費マインドが急速に冷え込む環境下、期中2度にわたり経費構造を見直す緊急利益確保策を講じたが、第4四半期の売り上げが10%強減少、利益確保策でカバーできず落ち込んだ。今期は、昨年10月に業務・資本提携したエイチ・ツー・オー リテイリング(8242)との共同開発商品の取扱増など早期成果実現を目指し、経費構造改革も継続するが、厳しき経営環境に変わりがないとして減収減益を予想、純利益は75億円(前期比36%減)とした。日興シティグループ証券では、同社の投資判断を「2M」(中立・中リスク)から「1M」(買い・中リスク)に格上げ、目標株価を650円から860円に引き上げた。10日に発表した決算は想定通りの線で、10年2月期の新会社計画には、現時点で想定しえる悪材料が十分織り込まれているとしたうえで。事前想定以上のコストカット目標が示されたことをポジティブと見ていた。株価は、昨年9月の前期業績の第1回目の下方修正で633円まで250円安、12月の再下方修正では473円まで200円安の2段下げとなり、売り方の買い戻しで年初水準までリバウンドした。高値圏到達で、戻り待ちの売りに押されモミ合いとなることを想定する。

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