きょうの動意株

関東自は4回目の業績修正で黒字転換を好感し高値更新

 関東自動車工業(7223)は、81円高の1130円と3日ぶりに急反発し13日につけた年初来高ね1115円を更新ている。前日15日に前2009年3月期業績の4回目の修正を発表、前3回目までの下方修正と異なって上方修正となり、純利益は黒字転換することを好感した買い増勢となっている。同社の3月期業績は、昨年10月、12月、今年2月の下方修正を続けてきたが、今回はその2月の減額値を上方修正した。売り上げを30億円、経常利益を31億円、純利益を19億円引き上げ、経常利益、純利益は前回の赤字転落から黒字転換、純利益は4億円(前々期比95%減)となる。親会社のトヨタ自動車からの受託生産台数が、第3四半期までに8%減と落ち込み業績の下方修正が続いたが、同時に緊急収益改善委員会を設置して全社挙げて原価改善努力を進めており、この早期効果で黒字を確保した。株価は、今年2月の業績再々減額でつけた昨年来安値745円で悪材料織り込み済みとなり、販売在庫調整の進展思惑、さらに売り方の買い戻しも加わり1115円まで5割高した。利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯するなか、PBR0.7倍と割安感があるほか、信用取組倍率0.13倍の好需給が後押しし上値追いが続こう。

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