きょうの動意株

川重は業績上方修正に売り方の買い戻しが交錯し反発

7012 川崎重工業 株価チャート

 川崎重工業(7012)は、9円高の216円と3日ぶりに反発し、1月につけた年初来高値226円へのキャッチアップを強めている。前日22日に昨年10月、今年1月と相次いで下方修正されてきた前2009年3月期業績の一転した上方修正を発表、前日ザラ場に同様の業績修正をした同業他社のIHI(7013)が、急反発したことを連想する買い物が先行しており、売り方の買い戻しも押し上げ効果を発揮している。同社の3月期業績は、売り上げを今年1月の再減額値より85億円、経常利益を107億円、純利益を7億円それぞれ引き上げ、純利益は117億円(前々期比66%減)と減益率を縮小する。1月は、為替レートを昨年10月の1ドル=100円から90円へ、1ユーロ=130円から120円へ円高方向に見直したことが、再下方修正要因の1つとなったが、今回は為替が、同想定レートよりも円安傾向で推移したことで上方修正したが、純利益は退職給付信託設定損を特別損失に計上することから増額幅が縮小する。株価は、1月の業績再減額で144円安値まで売られ、3月に期末配当を3円(前々期実績5円)に減配したことで悪材料出尽くし感が強まり、円安反転と売り方の買い戻しもフォローして200円台を回復した。一段の底上げを探ろう。

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川崎重 (7012)

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