きょうの動意株

コマツは小幅続落、連続2ケタ減益・減配予想で利益確定売り

6301 コマツ 株価チャート

 コマツ(6301)は、7円安の1220円と小幅続落している。前日27日に3月期決算を発表、前期が今年1月の再下方修正値を下回って大幅赤字となり期末配当を減配、今期も大幅減益で連続の減配を予想したことが響き利益確定売りが増勢となっている。同社の前期業績は、今年1月の下方修正値を売り上げが約82億円、利益が480ー312億円それぞれ下回り前々期比9%減収、54%営業減益、60%継続事業税引前純益減益、62%純益減益となった。世界的な景気後退で建設機械・車両事業の売り上げが14%減と落ち込み、産業機械も、自動車業界をはじめ多くの業種で設備投資が急減、大幅な生産調整を実施したことや、為替が円高となり、さらに国内外で工場の統廃合を含む生産体制や販売体制の再編成を進め、経営改革費用を計上したことが下ぶれ着地につながった。今期業績も、各国で財政出動による景気対策や金融の安定化策が発動されているが、世界的に建設・鉱山機械の急速な回復は期待できず、産業機械でも新規受注が激減するとして2ケタ減収減益、純利益は350億円(前期比55%減)と予想した。配当は、前期期末配当を22円から18円に引き下げ年間40円(前々期実績42円)に減配したが、今期はさらに16円に連続減配する。株価は、今年1月の業績再減額でつけた897円安値から中国関連株人気や売り方の買い戻しが加わり5割高した。売り方と買い方の攻防が激化するなか下値を試す展開が想定される。

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