きょうの動意株

日電硝子は反落、1Q2ケタ減収益を嫌気し利益確定売り先行

5214 日本電気硝子 株価チャート

 日本電気硝子(5214)は、20円安の855円と5営業日ぶりに反落している。前日27日に3月期決算を発表、前期は今年3月の業績見通し通りに大幅減益ながらレンジ予想内で着地し、今期も、第1四半期(1Q)予想のみ開示し、2ケタ減益予想を嫌気し利益確定売り先行となっている。同社の前期業績は、前々期比8%減収、24%営業減益、33%経常減益、56%純益減益と前々期の過去最高から大きく落ち込んだ。液晶用基板ガラスが、得意先の生産調整に伴う需要軟化、製品価格の下落で落ち込み幅を拡大し、ガラスファイバなど多くの分野で製品需要が急減し大幅減産を余儀なくされ、市場動向を踏まえて実施した資産の整理・縮小、生産設備の減損損失、有価証券評価損などの特別損失が重なったことが要因となった。今期業績は、第1四半期のみレンジ予想で開示したが、今年3月開示の見通しと同様に売り上げ500~600億円(前年同期比52~42%減)、営業利益0~50億円(同100~85%減)と見込んだ。株価は、昨年12月の前期業績の下方修正でつけた439円安値から、その後の減収減益ペースの業績推移も悪材料織り込み済みとして売り方の買い戻し主導で倍化水準までリバウンドした。目先は利益確定売り先行も25日移動平均線が下値支持線として意識されており、強弱感が対立するなか思惑高が続こう。

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日電硝 (5214)

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