きょうの動意株

中央電は最高純益からの大幅減益・減配予想が響き続急落

 中央電気工業(5566・東2)は、14円安の576円と4営業日続落している。休日前の28日に発表した前2009年3月期決算が、昨年10月の再上方修正値よりしたぶれて着地したものの大幅増益で連続して過去最高を更新したが、今期業績を大幅減益転換、配当も大幅減配と予想したことが響き利益確定売りが先行している。同社の前期業績は、前々期比29%増収、45%経常増益、45%純益増益となった。第3四半期まで世界的な需要拡大を背景にマンガン合金鉄の国際市況が高騰、販売価格も高レベルで推移したが、第4四半期に鉄鋼業界の減産で販売数量が減少し、国際市況下落で製品、原材料などに約20億円の棚卸資産評価損を計上したことなどから下ぶれ着地要因となった。今期業績も、粗鋼生産の急激な回復が期待できず、マンガン系合金鉄の販売量が減少するとして大幅減収・減益転換すると予想した。売り上げは320億円(前期比40%減)、経常利益は10億円(同92%減)、純利益は6億円(同92%減)と落ち込み、配当は前期の40円(前々期実績25円)から10円に大幅減配する。株価は、ハイブリッド自動車向け水素吸蔵合金関連の環境株人気でつけた昨年5月の上場来高値2140円から438円まで大きく調整、エコカー減税などの関連株買いで730円高値までリバウンドし高値もみ合いとなっていた。ハイブリッドカー関連思惑と綱引きしつつ下値再確認を続けよう。

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