きょうの動意株

ホンダは反発、今期税引き前利益は市場コンセンサスを上回る

7267 ホンダ 株価チャート

 ホンダ(7267)は、160円高の2760円と4営業日ぶりに反発している。28日に発表した前2009年3月期決算が、今年1月の再々下方修正値より上ぶれて着地し減益率を縮小させ、今期を大幅減益ながら黒字確保と予想、税引前利益が市場コンセンサスを上回ったことを好感し買い先行となっている。同社の前期業績は、前々期比16%減収、81%経常減益、77%純益減益と前々期の過去最高から悪化した。コストダウン効果、研究開発費減少、為替の影響などで1月の再々減額値より上ぶれたものの、前期後半のニ輪車・四輪車市場の世界的な需要急減や原材料価格の高騰、減産に伴うコスト増、円高、新機種開発中止の臨時費用などが響き大幅減益となった。今期業績も、売上構成比差や販管費増、通期為替レートを1ドル=95円、1ユーロ=125円として1930億円の減益要因と想定し連続大幅減益と予想した。ただ税引前純利益は100億円(前期比93%減)、純利益は400億円(同70%減)と、税引前純利益で赤字転落を予想した市場コンセンサスを上回り黒字をキープする。配当は、前期に期末配当を引き下げ年間63円(前々期実績86円)に減配したが、今期も32円に連続減配する。株価は、前期業績の相次ぐ下方修正も黒字を確保したことでトヨタ自動車との比較感が働き、さらに新型ハイブリッドカー「インサイト」のヒットも加わり昨年12月安値1643円から2920円まで反発し高値波乱となっている。クライスラー、GMの経営再建問題や為替相場の動向などで強弱感の対立する動きが続こう。

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