きょうの動意株

ファンケルは増益転換を見込んで市場予想をクリアし反発

4921 ファンケル 株価チャート

 ファンケル(4921)は、11円高の1133円と反発している。前週末1日に3月期決算を発表、前期は今年2月の再下方修正値を下回り減益率を悪化させたが、今期は増益転換を予想、純利益が市場コンセンサス平均をクリアすることから下げ過ぎ訂正買いが再燃している。同社の前期業績は、前々期比1%減収、10%経常減益、27%純益減益となった。化粧品関連事業は、ファインケル化粧品のリニューアルなどで好調に推移したが、栄養補助食品関連事業やいいもの王国通販事業などが振るわず、発芽米工場閉鎖損失や店舗閉鎖損失が重なり下ぶれ着地した。今期業績は、ファンケル化粧品の続伸とアテニア化粧品の20周年記念販売施策の推進、栄養補助食品関連事業でのビューティ関連製品や中高年向け製品などの強化を図り、売り上げは前期比0.5%減と小幅続落するが、利益は増益転換、純利益は34億円(前期比27%増)と予想、市場コンセンサスと肩を並べる。株価は、健康食品業界の調整環境と競争激化、同社業績の相次ぐ減額、さらに相場全般の景気敏感株・ディフェンシブ株売りも波及して、1000円台を下値、1200円を上値とする小幅ボックス往来で推移してきた。PER的には割安感はないが、PBRは1倍ソコソコ、配当利回りも3%と下げ過ぎを示唆しており、ゾーン上限向けも想定される。

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