きょうの動意株

曙ブレーキは黒字転換も小幅にとどまり利益確定売りが先行し反落

7238 曙ブレーキ工業 株価チャート

 曙ブレーキ工業(7238)は、2円安の509円と4営業日ぶりに小反落している。前日7日に発表した前2009年3月期決算が、今年3月の3回目の下方修正通りに大幅赤字転落して着地、今期は回復を予想したが、黒字転換幅が小幅にとどまり配当を未定としたことが響き利益確定売りが先行している。同社の前期業績は、前期後半からの急激な自動車減産に対応した生産調整、北米生産拠点の集約化、さらに希望退職者募集や鋼材価格の高騰・価格転嫁の遅れなどが重なり大幅減収、赤字転落し、純損失は162億7700万円(前々期は66億3700万円の黒字)と悪化した。今期業績も、上半期は引き続き自動車メーカーの在庫・生産調整が続き、下半期には緩やかな回復段階に入ると想定したが、スリムな企業体質・体制の構築も進めることから、第2四半期累計業績は減収赤字、通期では黒字転換を予想したものの、純利益は2億円の黒字にとどまる。配当は、前期に期末配当を見送り5円(前々期実績10円)に減配したが、今期は未定とした。株価は、今年2月の前期業績の再減額で悪材料出尽くしで年初来安値320円から638円までリバウンドしたものの、3月の業績再々減額・赤字幅拡大で再び400円台での下値確認が続いた。売り方の買い戻しと利益確定売りの交錯するなかで下値固めが続こう。

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曙ブレーキ (7238)

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