きょうの動意株

東燃ゼネは小反落、1Q業績が減収益着地も利益確定売り先行

 東燃ゼネラル石油(5012)は、8円安の988円と3営業日ぶりに小反落している。前週末15日に発表した今12月期第1四半期(1Q)決算が、大幅減収減益で着地、第2四半期(2Q)累計予想業績は前年同期を上回り好調に推移したほか、米国市場で原油先物(WTI)価格が反落も、利益確定売り先行となっている。同社の1Q業績は、前年同期比44%減収、81%経常減益、81%純益減益と大きく落ち込んだが、利益そのものは期初予想の2Q業績を58-36億円オーバーした。世界同時不況の影響で石油製品、石油化学製品とも需要を減少させたが、石油製品事業では前年同期の石油在庫評価益約523億円が、約18億円に減少しており、同事業の実質営業利益は、石油製品マージンも改善し125億円増の135億円となったとしている。2Q累計・12通期業績は、期初予想を据え置き、通期純利益は90億円(前期比88%減)と見込んでいる。同社は、原油調達コストを同業他社と異なり積荷時点で1カ月早く認識し、原油価格下落のメリットを早期に享受することになり、今後の原油価格動向が業績・株価思惑を高めることになる。株価は、昨年8月までの原油価格上昇・前期業績の相次ぐ下方修正でつけた700円から原油価格の下落とともにリチウムイオン電池関連人気も高めて底上げ、1000円台回復とともに信用売り残も積み上がった。目先の売り一巡後は、売り方の買い戻し主導で1000円台の上値フシ抜けから一段高を試そう。

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