きょうの動意株

松尾橋梁は続伸しIHIのTOB価格にサヤ寄せ

 松尾橋梁(5913)は、26円高の121円と続伸し1月6日につけた年初来高値117円を更新している。同社株は、前日14日にIHI(7013)、栗本鐵工所(5602)との3社経営統合が観測報道され売買が一時停止され、停止前に97円まで急伸したが、大引け後にIHIが同社への株式公開買い付け(TOB)を発表、同社も賛同意見表明を取締役会決議したことからTOB価格122円にサヤ寄せする思惑を強め買い増勢となっている。TOBは、IHI、栗本鉄の3社が、橋梁・水門及びその他鉄鋼構造事業を統合することで基本合意書を締結、その一環としてIHIが松尾橋を完全子会社化するために実施する。市場縮小が続く橋梁業界で生産体制の再構築へ向けグループ化して生産性の向上と生産能力の増大を図る。買い付け期間は5月19日から6月16日までの21営業日、買い付け株式数3335万7436株、買い付け代金は40億7000万円を予定、買い付け株式数に上限を設けていないためTOB後に上場廃止になる可能性があるとしている。なおIHIは5円高の156円と反発し、栗本鉄は、4円安の93円と3営業日ぶりに反落し前日ザラ場につけた年初来高値106円から売られている。

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