きょうの動意株

東精密は赤字業績継続も赤字幅縮小を前向き評価し反発

7729 東京精密 株価チャート

 東京精密(7729)は、23円高の1171円と反発している。前日18日に3月期決算を発表、前期は今年2月の再々下方修正通りに赤字転落して着地、今期も赤字継続とし配当も未定と予想したが、純損失が縮小して市場予想より上ぶれすることから売り方の買い戻し先行で下げ過ぎ修正に動いている。同社の前期業績は、売り上げが前々期比50%減と落ち込み、経常利益は28億3800万円の赤字(前々期は93億7500万円の黒字)、純利益は111億9800万円の赤字(同48億1300万円の黒字)と悪化した。半導体不況の深刻化・長期化で半導体メーカーの設備投資の抑制・延期などが続いて、半導体製造装置の受注が大きく減少し、ウェーハ外観検査装置事業などからの撤退損失や希望退職者募集の特別加算退職金、棚卸資産評価損失などの特別損失が重なり大幅赤字となった。今期業績は、半導体市場が在庫調整の完了や中国市場の需要拡大などから回復局面に入りつつあるが、半導体メーカーの慎重姿勢が続くとして赤字継続を予想、純利益は23億円の赤字として、市場予想42億円の赤字を下回る。配当は、前期に15円(前々期実績70円)に減配したが、今期は未定している。株価は、今年2月の再々減額・赤字幅拡大で677円まで売られ、売り方の買い戻し主導で倍化水準の1245円までリバウンドした。利益確定売りと売り方の買い戻しが綱引きするなかで一段の戻りを試そう。

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