きょうの動意株

黒田電は太陽電池関連人気も高値警戒感から利益確定売り先行

7517 黒田電気 株価チャート

 黒田電気(7517)は、20円安の924円と6営業日ぶりに反落、寄り付き5円高の949円で前日25日につけた年初来高値と顔合わせした後、利益確定売りで下げに転じている。前3月期業績の一転した下方修正、今期業績の連続減益業績予想が響き上場来安値507円まで大幅調整となったが、織り込み済みとして今年4月に発表した太陽電池関連の新工場建設を見直し下げ過ぎ訂正買いが続いていたが、4ケタ大台を前に高値警戒感から売りが出ている。同社の前期業績は、第2四半期累計決算までは上方修正されたものの、今年2月には携帯電話、デジカメの情報通信機器、自動車電装品、液晶関連部材などが落ち込んで電子部品需要が急減して一転して下方修正、希望退職者募集などの構造改革を実施するなど悪化した。今期業績も、前期の減益に続き減益を予想、純利益は22億円(前期比5%減)とした。一方、太陽電池関連の新工場建設は、太陽電池各社向けに需要が拡大している自動ハンダ付け装置の製造能力を1.5-2倍に増強するために約7億円を投資して横浜工場内に新工場を建設、今年9月中旬に稼働開始を予定しているもので、来期には第2期工事も計画している。株価は、上場来安値から新工場建設をテコにいったんは800円までリバウンドしたものの、今期の減益予想で700円台に再下ぶれて下値を確認、大出直りとなった。目先の売り一巡後は、再びPER13倍台、PBR0.7倍の割安修正高へ進もう。

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