きょうの動意株

タムロンは続落も1Q赤字業績織り込み下げ過ぎ訂正期待

7740 タムロン 株価チャート

 タムロン(7740)は、16円安の1370円と続落し、6月8日につけた年初来高値1434円から調整となっている。今年4月に発表した今12月期第1四半期(1Q)業績が、赤字転落して着地し、1000円台を試す2番底を形成したが、第2四半期(2Q)累計・12月通期業績は期初予想を据え置いたことから悪材料出尽くしとして下げ過ぎ訂正買いが再燃、外資系証券が投資判断を新規に最上位で格付けしたことも上昇が続いたが、心理的な上値である1500円を目前に上げ一服となっている。同社の今期1Q業績は、売り上げが前年同期比26%減と続落し、経常利益は5億4600万円の赤字(前年同期は10億900万円の黒字)、純利益は6億7700万円の赤字(同6億4000万円の黒字)と悪化した。デジタルカメラ用レンズでは、一眼レフ向け交換レンズは堅調に推移しているもののコンパクト用が低迷し、携帯電話向けレンズユニットも携帯電話そのものの需要が落ち込んだ影響で伸び悩み、水面下で推移につながっている。ただ2Q・12月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は25億円(前期比17%減)と予想している。株価は、前期業績が期中の下方修正値を下ぶれて前々期の過去最高から減益転換したことが響き700円台で2点底をつけ、今期2Q業績の赤字着地で1株純資産1184円水準から再度、下値を探ったが、売り方の買い戻しが交錯し1000円台はキープしてリバウンドした。なお厚生年金基金脱退の追加損失などの業績下ぶれ懸念はあるが、目先の売り一巡後はPER15倍台の下げ過ぎ訂正が意識されよう。

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タムロン (7740)

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