きょうの動意株

キングジムは反発、一転して業績を上方修正し赤字縮小

7962 キングジム 株価チャート

 キングジム(7962)は、17円高の750円と3日ぶりに反発している。前日16日に今6月期業績の上方修正を発表、これまで3回の下方修正から一転し純利益赤字幅を縮小することを手掛かりに、来期業績への期待を高め下げ過ぎ訂正買いを再燃させている。同社の今期業績は、第1四半期決算開示時の昨年10月以来、決算発表のたびに3回も下方修正され純利益は赤字転落した。その再々減額値を今回、上方修正したもので、売り上げは4月再々減額値を据え置いたが、経常利益は1億7000万円、純利益は6000万円それぞれ引き上げ、純利益は9億4000万円の赤字(前期は10億6500万円の黒字)と赤字転落幅を若干縮める。主力製品のファイル・テプラのオフィス需要は、第4四半期に入ってさらに厳しい状況で推移しているが、デジタルメモ「ポメラ」の販売拡大で売り上げは4月予想値を達成し、経費削減や株式市況好転により保有有価証券の評価損が解消することが利益を上ぶれさせる。なお同日同時につくば工場閉鎖に伴う希望退職者募集、設備除却損が確定し、合計8億円の特別損失が発生するとしたが、同損失をカバーして上方修正となっており、来期業績の黒字転換期待を高める。株価は、再三の業績減額で700円台の下値を探り、ここにきての「ポメラ」のテレビCM放映などに反応して底離れ気運を強めていた。一段の底上げを試そう。

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