きょうの動意株

吉野家HDはラーメン事業から撤退も反応薄で利益確定売りに続落

9861 吉野家ホールディングス 株価チャート

 吉野家ホールディングス(9861)は、400円安の10万8100円と4日続落と利益確定売りが続いている。前日18日に子会社が展開しているラーメン事業からの撤退を発表も反応薄で、上げ一服感から、戻り待ちの売りが上値を押さえている。同社のラーメン事業は、子会社のアール・ワンが、民事再生法適用を申請したラーメン一番本部、キッチンカトーから2009年9月に事業を譲り受けてスタートし、前期も出店ゼロで不振店35店を閉鎖するなど事業構造改革を進めてきたが、抜本的な改革には至らず、昨今の原価高騰、消費低迷などを勘案した結果、事業廃止を取締役会決議した。同事業廃止で今2月期業績への影響は限定的で、期初予想を据え置いたが、同事業の前2月期純利益は14億2400万円の赤字に達し、寿司関連事業とともに同社業績の下押し要因となっており、先行きの業績寄与も期待されることになる。株価は、前期業績の下方修正・大幅減益着地、今期業績の小幅回復予想などが響いて1株純資産10万7429円割れで底値を固めた後、レンジ上限の11万2000円近辺まで戻りを試し上げ一服。25日移動平均線を下値に切り返す動きとなるか見極めるところだろう。

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吉野家HD (9861)

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