きょうの動意株

中部飼は高値窺う、値上げ見直し割安ディフェンシブ株買い再燃

2053 中部飼料 株価チャート

 中部飼料(2053)は、8円高の730円と3日ぶりに反発し、前日9日ザラ場に顔合わせした年初来高値735円を窺っている。6月19日に発表した配合飼料の値上げを見直しディフェンシブ関連の割安株買いが再燃しており、値上げによる業績上ぶれ期待もフォローの材料視されている。同社の業績は、配合飼料の穀物相場の高低とこれを反映した製品価格の改訂により変動し、前期前半は昨年6月にとうもろこし相場が史上最高値をつけたことに価格改定が追い付かず下方修正されたが、10月以降は相場下落で逆に上方修正に転じ、前期純利益は、販売数量が過去最高を記録したことも手伝い連続増益をキープした。今期も続伸、純利益は15億5000万円(前期比1%増)と見込んだが、6月に穀物相場反発とともに値上げを発表したことで業績上ぶれ思惑を誘った。値上げ幅は、7-9月期に配合飼料全畜種平均トン当たり2910円としており、前期下半期と同様の業績展開も連想された。株価は、値上げ発表で50円高してもみ合っているが、PERは12倍台、PBRは0.6倍となお割り負けている。昨年10月末の前期業績増額では200円超幅の急伸を演じており、再現も想定される。

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中部飼 (2053)

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