きょうの動意株

東洋炭素は前期業績のやや上ぶれ目先業績底打ち感から大幅反発

5310 東洋炭素 株価チャート

 東洋炭素(5310)は、410円高の3630円と大幅反発している。前日15日に5月期決算を発表、前期は今年4月の再下方修正値をやや上ぶれ着地したことから、目先業績底打ちとの見方から買い増勢となっている。同社の業績は、今年1月、4月と下方修正が続いたが、実績は、再減額値を売り上げは4億7400万円、利益は1億8300万円ー1億6600万円それぞれ上回った。在外子会社からの受取配当金の増加と法人税の外国税額控除、法人税率の低下が要因となった。ただ減収減益に変わりはなく前々期比10%減収、42%経常減益、50%純益減益と前々期の過去最高から大きく落ち込んだ。主力の特殊黒鉛製品で、単結晶シリコン製造用途が半導体市況の冷え込みで300ミリウエハー中心に調整を強め、太陽電池製造用でも後半に中国向けが落ち込み、黒鉛シート製品も半導体、自動車業界の不振で需要縮小となったことなどが要因となった。今期業績も、太陽電池や半導体分野を中心に前半は需要の調整局面が続くとして続落を予想、純利益は15億円(前期比41%減)とした。株価は、4月の前期業績再減額で3320円まで300円幅の急落となったものの、悪材料出尽くし感と太陽電池関連人気で4240円まで急反発し、ほぼ往って来いとなっている。下値確認から再度出直る動きとなっており、25日移動平均線突破となるか注目されよう。

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東洋炭素 (5310)

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