きょうの動意株

カネコ種苗は連続最高益で農業関連株人気再燃し買い気配

1376 カネコ種苗 株価チャート

 カネコ種苗(1376・JQ)は、30円高の815円買い気配と急反発し、5月11日につけた年初来高値850円を視界に捉えている。前日16日に5月期決算を発表、前期は今年1月の上方修正値を上ぶれて増益率を拡大して着地し、今期も連続の最高純利益更新を予想したことを評価して農業関連の割安株買いが再燃している。同社の前期業績は、前々期比0.7%増収、23%経常増益、25%純益増益となった。種苗事業で、エダマメ種子、飼料作物種子、ウイルスフリーサツマイモ種子の売り上げが伸び、花き事業でも野菜苗やトルコギキョウ種子、カーネーション苗が順調に推移、農材事業で28年ぶりの全面値上げで農薬が、値上げ前の駆け込み需要や値上げ後の販売シェア拡大などで増収となったことなどが要因となった。今期業績も、大型補正予算で植物工場施設に公的補助が拡充され、溶液栽培プラントの完工売り上げ増加が期待でき、種苗事業でも有望品種の拡販が見込んで続伸を予想、通期純利益は8億5000万円(前期比3%増)と前期の過去最高を更新する。株価は、1月の前期業績の上方修正・増配、4月発表の前期第3四半期の好決算などで農業関連人気が触発され急伸したが、高値はほぼ1株純利益872円水準にとどまっている。PER10倍台の割安修正で昨年6月高値940円も意識することになろう。

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カネコ種 (1376)

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