きょうの動意株

花王は1Q決算が減収益着地も織り込み済みで反発

4452 花王 株価チャート

 花王(4452)は、25円高の2080円と3営業日ぶりに反発している。前週末24日に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、減収減益で着地したが、織り込み済みとしてディフェンシブ関連の主力株人気再燃を期待し下値に打診買いが入っている。同社の1Q業績は、前年同期比9%減収、23%経常減益、31%純益減益と減益転換したが、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率は、48-51%と目安の50%をほぼクリアした。ヒューマンヘルスケア事業やファブリック&ホームケア事業は伸長したものの、景気悪化でプレステージ化粧品や顧客業界の需要減でケミカル事業の販売数量が大きく落ち込み、コストダウン効果、マーケティング費用の効率化、原材料価格の低下などでもカバーできず減益につながった。2Q・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は560億円(前期比13%減)と見込んでいる。株価は、前期業績の下方修正で1746円まで突っ込み、リバウンド途上で発表した今期予想業績が市場コンセンサスを下回ったとして再度、下ぶれ、欧州でのビューティケア生産拠点取得などを手がかりに2000円台出没場面が続いている。一段の戻りを試そう。

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