きょうの動意株

東建物は上値重く反落、通期純益減額と2Q業績増額で綱引き

8804 東京建物 株価チャート

 東京建物(8804)は、7円安の450円と反落している。前週末24日に今12月期業績の修正を発表、第2四半期(2Q)累計業績は上方修正、通期純利益は下方修正と増減マチマチとなり綱引きとなったが、上値の重たさから売り優勢となっている。2Q業績の上方修正は、分譲事業部門の収益不動産の売却と連結子会社の東京建物不動産販売(3225)の同時発表の業績下方修正が相殺することが要因で、売り上げを期初予想より20億円、純利益を5億円各引き上げ、純利益は20億円(前年同期比71%減)と減益率を縮小する。一方、12月通期業績は、売り上げ、経常利益を期初予想通りとしたが、純利益は棚卸資産の評価に関する会計基準を適用して評価損を計上する特別損益を要因に期初予想の80億円を60億円(前期比40%減)と減益率を悪化させる。株価は、不動産市況の悪化や前期業績の再下方修正、今期の続落・減配予想などが響いてつけた194円安値から、悪材料織り込み済みとして売り方の買い戻し主導で底上げが続いた。PERでは割高感は否めないが、PBR評価では0.6倍となお下げ過ぎを示唆しているが、500円近辺には戻り待ちの売りが控えており、小幅モミ合いが続くと想定される。

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東建物 (8804)

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