きょうの動意株

アステラスは1Q減益着地も順調進捗率を評価し3連騰

4503 アステラス製薬 株価チャート

 アステラス製薬(4503)は、100円高の3710円と変わらずを含めて3営業日続伸、120円高の3730円で寄り付き1月5日の年初来高値3730円に顔合わせしている。前日3日に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、連続減益で着地したが期初予想の第2四半期(2Q)累計に対して順調な進捗率を示したことで織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いが続いている。同社の1Q業績は、前年同期比0.9%減収、4%経常減益、2%純益減益と伸び悩んだが、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率は、58-60%と目安の50%をクリアした。グローバル製品の過活動膀胱治療剤「ベシケア」の売り上げが拡大し、同じく免疫抑制剤「プログラフ」も、昨年4月、6月に米国、欧州で物質特許が満了して後発医薬品の競合が懸念されたが、まだ後発医薬品の発売がなく売り上げを伸ばし、排尿障害改善剤「ハルナール」も、バルク・ロイヤリティ収入が増加したが、為替レートが1ドル=97円(前年同期105円)、1ユーロ=133円(同163円)と円高になり、売り上げで168億円、営業利益で30億円影響したことが減収減益要因となった。2Q・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は1350億円(前期比21%減)と見込んでいる。株価は、今期業績の2ケタ減益予想で市場コンセンサスを下回り、景気敏感株買い・ディフェンシブ株売りの相場基調転換も響いて再度、3180円安値まで下値を確認して500円幅の反発をした。PER12倍台の下げ過ぎ訂正に売り方の買い戻しもフォローして一段の戻りを試そう。

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