きょうの動意株

キリンHDは高値更新、今度は通期業績を増額し赤字縮小

2503 キリンホールディングス 株価チャート

 キリンホールディングス(2503)は、21円高の1438円と4日続伸し、7月14日につけた年初来高値1436円を更新している。前日6日の今12月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合せて、今度は12月通期業績の上方修正を発表、減益率を縮小させることを手掛かりにディフェシブ株買いが増勢となっている。同社株は、7月27日に2Q業績を上方修正して、株価は年初来高値水準まで好感高し、通期業績は2Q決算発表時に公表するとしていた。同社の12月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を110億円、純利益を30億円各引き上げ、純利益は600億円(前期比25%減)と前期の過去最高からの減益率を縮小する。2Q業績が、協和発酵キリンの連結効果や国内外の酒類事業の好調推移で国内飲料事業の苦戦を吸収して、27日の上方修正値を上ぶれて着地しており、為替レート見直しで豪州連結子会社の円建てグループローンに為替差益が発生することなどが要因となる。「株価は、サントーリーとの経営統合交渉報道がサプライズとなって年初来高値まで150円高し、2Q業績増額もフォローして高値水準でのもみ合いを続けている。投資採算的に割安感はないが、サントリーとの統合交渉や株不足が続く信用好需給などが思惑材料となり、上値を試す展開が想定される。

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キリンHD (2503)

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