きょうの動意株

内田洋行は黒字転換予想業績に民主党関連思惑オンし反発

8057 内田洋行 株価チャート

 内田洋行(8057)は、13円高の325円と反発している。前日31日に7月期決算を発表、前期は、8月25日の4回目の下方修正通りに赤字幅を拡大して着地したが、今期は黒字転換を予想、民主党のマニフェスト(政権公約)の子ども手当て支給などが、教育関連事業に好波及する思惑も強め、値ごろ株買いが再燃している。同社の前期業績は、売り上げが前々期比14%減と悪化し、経常利益が3億5700万円の赤字(前々期は34億5900万円の黒字)、純利益が3億8600万円の赤字(同14億8100万円の黒字)と水面下着地となった。オフィス関連事業が、企業業績の悪化でオフィス設備投資の延期、抑制の影響を受け、同売り上げ減と競争激化による利益率低下が重なって低迷、連結子会社2社の株式売却に伴う事業譲渡損失や事業整理損失を計上したことで赤字転落した。今7月期業績は、オフィス関連事業、情報関連事業は依然として厳しい状況が続くが、教育事業では今年5月に可決された平成21年度補正予想に対応した製品開発や販売体制を推進、学校市場向けのITC分野や理科教材分野の売り上げ拡大を見込んで、通期純利益は8億円と黒字転換を予想している。株価は、前期業績の相次ぐ下方修正で売られた264円安値から悪材料織り込み済みとして底上げ、300円台固めを継続している。PBR評価では0.4倍、10円配当継続の配当利回りも3.2%と割り負けが目立っており、一段の底上げを試そう。

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内田洋 (8057)

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