きょうの動意株

日本航空は資本増強で高寄り、売り方の買戻し先行

 海外からの資本増強で日本航空(9205)が、寄り付きから高い。14円高の177円で始まり178円まで買われている。デルタ航空をはじめ海外大手航空会社が同社へ資本参加する方向となっていることが伝えられた。このところ、上場来安値160円に接近するなど、株価の先行きに不安が出ていただけに、下値不安はなくなった、との受け止めだ。もっとも、「新規買いというより、空売りの買戻し先行の動きとみられる。新規買いするには先行きの再建計画の具体化を見る必要がある」(中堅証券)。寄り後は全般が安いことにも引っ張られて、9円高の172円と伸び悩んでいる。「大幅な赤字、劣悪な財務内容など、再建は待ったなしのところへ来ている。高い賃金、年金問題などを考えると、資本を入れるだけで収益体質が変わるかどうかは不透明」(同)。当面、200円を回復してくるかどうかがポイントとの見方もある。200円台に買われるなら、売り方の買い戻しだけではなく、先行きを評価した動きともいえるということだ。

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